2006年03月12日

Brokeback Mountain (3) その後

私のいちおし、『ブロークバックマウンテン』が、ついに日本でも公開され、

おかげさまで大盛況のようです。エイサーエイサーエイサー

沖縄ではシネマズQにて4月1日より公開です。楽しみですね。

ブロークバックマウンテンへの評価に、ヨーロッパでは早くも

ブーイングらしいですね。」
by zoe というコメントも頂きました。

残念ながらオスカーを逃しちゃったけれど、

『ブロークバックマウンテン』は、またまた逸話を生み出しました。

それはこちら...

Brokeback Mountain (3) その後

なんと、ファンの団体が寄付金を募って、そのお金で

米国の映画業界紙である「デイリーバラエティー」誌に

アン・リー監督を始め『ブロークバックマウンテン』の

関係者に感謝の広告を出したんです。

もちろん、ファンがこのような広告を出すのは前代未聞の~まんじゅう

募金を開始して、2日間で16,000ドル(約190万円)の寄付が集まったそうです。



「『ブロークバックマウンテン』を最優秀作品賞に選んだ多くの人々に賛同する」

というコピーをつけて、同作品が受賞した数々の映画祭の名前を連ねています。

その数なんと、27映画祭。主要な映画祭で作品賞を逃したのは、

米国アカデミー賞だけだったらしいです。


やっぱり、背後にホモホビアのにほいを感じるざます。



広告キャンペーンのサイトはこちら(英語)下

THE ULTIMATE BROKEBACK FORUM デーブさんというジャーナリストが

開催したフォーラム。いろいろな人が書き込みをしてますよ。

あくまでも、アカデミーに対する抗議ではなく、ファンからの

『ブロークバックマウンテン』への熱い思いを伝いたいという、

とてもポジティブな内容の広告なので、私も寄付をしてみました。

ミーハーな私ですが、娯楽性が高い作品や、派手な作品もいいけど、

この作品の芸術性と、俳優さん達の迫真の演技がとても心に残りました。



米国アカデミーはかなり保守的と言われてるし、高齢化も進んでるようですよ。

しかも審査員達は候補作を見なくても投票出来るらしい。まじ?びっくり!
(「隔数日刊」のyuji kitamuraさんのサイトからの情報)

視聴者の求めてるものを、米国映画界が理解してないから

大手配給会社の不振や、視聴率の低下という事態になるのではないでしょうかね。

(おおっ、厳しい意見びっくり自分で書いてドキドキ)



日本映画界は話題作が多いみたいですね。もちろんそんな話は

アメリカでは全然きこえてこないのが悲しいです。ダウン

「NANA」とか見たいです。


p.s. 今日は出勤だったから、「デイリーバラエティー」買いにいけなかった。うわーん
明日、買ってきますね。



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この記事へのコメント
初めてカキコさせて頂きます。びどと申します。
とうとう沖縄でも公開するんですね、喜ばしい限りです。

グラミー本命と言われながら残念ながら逃してしまいましたが、作品のすばらしさは後々まで残るでしょうね。

俺も公開したら見に行こうっとっ!

においプンプンですか?(笑 こちらのコミュニティは強いですからね。
まっ、自分もその一員ですがw、米国の協力体制はすごいですね。

4月1日 休みもらおうかな??w
Posted by びど at 2006年03月12日 18:07
ボンジュール
オスカーはオスカーであるってだけですし
昨今ではアンチオスカーも多いので
評価ってことより、やっぱ鑑賞の自由だと思います。
Posted by zoe at 2006年03月13日 00:27
ボンジュール
オスカーはオスカーであるってだけですし
昨今ではアンチオスカーも多いので
評価ってことより、やっぱ鑑賞の自由だと思います。
Posted by zoe at 2006年03月13日 00:53
茶々さん、Buon giorno です。

イタリアのTEDです。このブログ、茶々さんのだったんですね。知りませんでした。いつも僕の『イタリア生活!!』のブログのぞいていただいてありがとうございます。

これからも宜しくお願いします。

イタリアでもよく宣伝してます、この映画。僕も結構映画好きなので楽しみにしています。

たくさん、いい映画みたいですね。
Posted by TED at 2006年03月13日 01:22
★びどさん、
初コメントありがとう。賞を逃しても、びどさんの言う通り
「作品のすばらしさは後々まで残る」のだと思います。
きっと、そういう気持ちをアピールしたい広告キャンペーンなの
だと思います。

★zoeさん、
そうですね。誰かに「こんな風に感じろ」と押し付けることは
できないのだし。「好きなモノは誰がなんと言っても好き」って
ことでいいんですよね。

★TEDさん、Buon giorno!
コメントありがとうございます。TEDさんの素晴らしい
イタリア生活のお話、楽しみにしてます。NYでも
オペラ鑑賞出来るのですが、まだ2回しか行ったことがありません。
TEDさんのお話で教養を高めたいと思います。
イタリアでのここ映画の反響なんか、教えていただけると
面白いかも。
Posted by 茶々 at 2006年03月13日 06:08
ブロークバックマウンテン、じぇったい見に行きます!
そのまえにピンク・フラミンゴも見に行きます。
Posted by まほろ at 2006年03月13日 23:15
はじめまして^^

4月1日楽しみです^^ ナルニア国ものがたりも楽しい映画です。

おいらのHPに遊びにきてねーー^^
Posted by yuta at 2006年03月14日 11:03
今夜は洗濯の日で、力つきました...。

★まほろさん、
じぇったい見てね。(笑)

★yutaさん、
コメントありがとうございます。ナルニアね。DVDレンタルリストに
入れておきますね。
Posted by 茶々 at 2006年03月14日 14:51
(Ο´∀`)ノこんにちわ。ひき続きやって参りました♪アカデミー賞が立派なの?アカデミー賞だから素晴らしいの?それは審査員の視点にすぎないんぢゃないかなぁとも思いますけど^^; 視聴者が寄付を募ってまで作品関係者へ感謝のメッセージなんて・+。・゚:。その作品は視聴者に感動、そして感謝の心まで与えたのですよね!また、その皆さんの想いが関係者の方の心をも動かすものだと思います。創る人にも観る人にも感動を与え心に残る作品なんですね☆
『ブローク バック マウンテン』
こりゃ、絶対観に行こ〜♪そして、審査員は視聴者だ!(あっ!ゆっちゃった^^w)
Posted by ☆さぁとぉ☆ at 2006年03月16日 15:13
★さぁとぉさん、

アカデミー賞レースが終わっても、『BBM』の話題は、まだまだ尽きません。
監督のアン・リーさんは、少々困惑気味で「(ゲイをサポートする)社会活動として映画を作るという気持ちではなかった」と、機会あるごとにコメントしてるようです。彼は、単純にラブストーリーを創りたかっただけなんですよねえ。そういう純粋な気持ちで創ったからこそ、人々の心を動かすのかもしれませんね。
Posted by 茶々 at 2006年03月17日 11:31
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