2006年09月01日
An Inconvenient Truth
地球温暖化問題を取り上げた映画、
『An Inconvenient Truth』を見てきました。
『アン・インコンビニエント・トゥルース』
日本語に訳すと、『不都合な真実』っていうんでしょうか。
元副大統領のアル・ゴア氏が、スライドを駆使して
延々と、地球温暖化による環境破壊とその影響をレクチャーします。
(彼はなんと、マックユーザーリンゴ仲間だ。)
ちょっと、大学で講義を受けてるような気分になります。
あ、でも、つまんないと言う意味ではなくて、
2時間で百万倍くらい賢くなるような気がするんです。
楽しみつつ、賢くなるってなかなかいいもんです。
『An Inconvenient Truth』を見てきました。
『アン・インコンビニエント・トゥルース』
日本語に訳すと、『不都合な真実』っていうんでしょうか。
元副大統領のアル・ゴア氏が、スライドを駆使して
延々と、地球温暖化による環境破壊とその影響をレクチャーします。
(彼はなんと、マックユーザーリンゴ仲間だ。)
ちょっと、大学で講義を受けてるような気分になります。
あ、でも、つまんないと言う意味ではなくて、
2時間で百万倍くらい賢くなるような気がするんです。
楽しみつつ、賢くなるってなかなかいいもんです。
2000年のジョージ W. ブッシュとの大統領選に敗北してから、コロンビア大学で教鞭をとってたらしい。今も教えてるのかなあ。彼の講義を取るためだけに、コロンビア大学に行ってもいいなと思うくらい、お話上手でしたわ。
2004年のブッシュ大統領の2期目の選挙の時は、対抗馬のケリー候補の応援演説をしてたけど、それもまた、すごーく説得力もあり、ユーモアもあり、いい感じでした。
ゴアさんがこんなに地球温暖化問題に力を入れてるって知らなかった。大統領になってたら、ワートレのテロやイラク戦争、回避出来てたかもしれないと思っちゃった。少なくとも、京都議定書を批准してたんじゃないかと思うよ。
京都議定書ってのは、二酸化炭素など、温室効果ガスの排出削減義務などを定める目的で、開催された国際会議なんだけど、なんと、開催されたのは1997年だよ。もう10年近く前に、世界の国々が地球温暖化を食い止めようと集まって議定書にサインしたのに、アメリカは、経済的負担を理由にサインをしなかったんだよね。アメリカって、世界第一の経済大国なのにがっかりだよ。
「アメリカが、進んでるってのは、真っ赤な嘘だね。」(ちょい辛口)
それでも、シュワちゃんのカリフォルニア州は頑張ってて、州として京都議定書に沿うように法改正を行いました。それを取りやめさせようと、いろんな訴訟もあるようです。莫大な設備投資とか、経済的に負担がある事は事実だけど、現在の状況を変えていかないと、地球温暖化は確実に加速してるもんね。人類の未来のために、アメリカの皆さんもやる気になって欲しいものです。
えーと、映画のお話だったのに、まるでグリーンピースの回し者。
いやあ、最近、私って『エコ』ブームなんです。うふ
「なんか、そんな映画つまんなさそー」と、そこでつぶやいてるあなた
そんなあなたに、是非見て欲しい映画です。
2004年のブッシュ大統領の2期目の選挙の時は、対抗馬のケリー候補の応援演説をしてたけど、それもまた、すごーく説得力もあり、ユーモアもあり、いい感じでした。
ゴアさんがこんなに地球温暖化問題に力を入れてるって知らなかった。大統領になってたら、ワートレのテロやイラク戦争、回避出来てたかもしれないと思っちゃった。少なくとも、京都議定書を批准してたんじゃないかと思うよ。
京都議定書ってのは、二酸化炭素など、温室効果ガスの排出削減義務などを定める目的で、開催された国際会議なんだけど、なんと、開催されたのは1997年だよ。もう10年近く前に、世界の国々が地球温暖化を食い止めようと集まって議定書にサインしたのに、アメリカは、経済的負担を理由にサインをしなかったんだよね。アメリカって、世界第一の経済大国なのにがっかりだよ。
「アメリカが、進んでるってのは、真っ赤な嘘だね。」(ちょい辛口)
それでも、シュワちゃんのカリフォルニア州は頑張ってて、州として京都議定書に沿うように法改正を行いました。それを取りやめさせようと、いろんな訴訟もあるようです。莫大な設備投資とか、経済的に負担がある事は事実だけど、現在の状況を変えていかないと、地球温暖化は確実に加速してるもんね。人類の未来のために、アメリカの皆さんもやる気になって欲しいものです。
えーと、映画のお話だったのに、まるでグリーンピースの回し者。
いやあ、最近、私って『エコ』ブームなんです。うふ
「なんか、そんな映画つまんなさそー」と、そこでつぶやいてるあなた
そんなあなたに、是非見て欲しい映画です。
Posted by 茶々 at 13:25│Comments(9)
│Flicks - 映画のこと
この記事へのコメント
それはすごく分かる!アメリカってボランティア精神は世界一だと思うし、いいところもたくさんあるけど、何故か地球環境に対して。。。イマイチ。。
ゴミの分類もしてないよね?しているところもあるかもしれないけど、国としてはまだまだじゃない?アリゾナにいたときにゴミ箱が一つで、全てその中に。。。びっくりした。カナダはそういう意味では一応リサイクルがあちこちにあって、個人で ビンとか缶、紙や空き箱など持って行きます。その映画、いろんな意味で政治家さんなどに影響を与えられたらいいね。
ゴミの分類もしてないよね?しているところもあるかもしれないけど、国としてはまだまだじゃない?アリゾナにいたときにゴミ箱が一つで、全てその中に。。。びっくりした。カナダはそういう意味では一応リサイクルがあちこちにあって、個人で ビンとか缶、紙や空き箱など持って行きます。その映画、いろんな意味で政治家さんなどに影響を与えられたらいいね。
Posted by chico at 2006年09月02日 00:36
茶々さん、
これすごく興味あります、
今、テナントハウスのペンキ塗りしてます
それ終わったら早速見てきます^^
これすごく興味あります、
今、テナントハウスのペンキ塗りしてます
それ終わったら早速見てきます^^
Posted by いまここに at 2006年09月02日 05:01
そうですよね。私もNYに来て、みんなの紙の消費量にびっくりしてしまいました。そしてあんまり他の国に目を向けないからか、目先の利潤に先走ってしまうせいか、環境に関心があまりないように感じます。
まあ、単に私が貧乏臭いからかもしれませんが (笑
私も近いうちに見に行きますね~
まあ、単に私が貧乏臭いからかもしれませんが (笑
私も近いうちに見に行きますね~
Posted by ごんた at 2006年09月02日 12:15
そういう環境問題ってついつい後回しにしちゃいますよね。まずは自分の事で精一杯だから、、、なんて。環境が悪くなって異常気象が続いたらどこにしわ寄せが来るか判りませんよね。
肌寒い朝のイタリアで考えさせられました。
肌寒い朝のイタリアで考えさせられました。
Posted by TED at 2006年09月02日 13:45
★chicoさん
NYやNJは、一応ゴミの分類をしてるのだけど、
イマイチ、適当です。アルミ缶はなぜか分類されてないんです。
そういえば、去年頃だったかな、NY市内のゴミの分類が
一時中止になりました。理由は、「リサイクルをするのは
コストがかかり過ぎるから」。なんだか、違うだろって感じ。
★いまここにさん
是非、見に行って下さいね。地球温暖化は、人類の問題。
ゴアさんは、「これは政治的な問題ではなく、(人間としての)モラルの問題」
と言ってます。未来の子供達のために、美しい地球を残したいですよね。
★ごんたさん
「先の利潤に先走ってしまう」って、まさにその通り。
中国など、物価の安い国から、安く買いたたいて、
あとはどんどん消費するだけ。たとえそれが環境を破壊しても、
それが自分たちの将来にどう影響するかは考えてないんですね。
というか、「知らされていない」と言った方が的確かな。
アメリカ人は行動力あるから、地球温暖化に対する措置を
取らないといけないと知ると、すぐ行動を起こすと思うの。
ただ、現在の石油依存型の社会(石油業界、自動車業界など)が、
変わっていってしまうと、損をする人々がたくさんいて、
そういう人が政治家に圧力をかけたり、政治家そのものが
そういう会社の株主だったりとかして、「非常に都合が悪い」わけですよ。
ブッシュ大統領の出身は、石油会社のあるテキサス州だしね。
この映画のタイトルって、そのことを言ってるんだと思います。
ごんたさんが貧乏臭いって事ないと思いますよ。
アメリカ型の消費のし方に、問題ありだと思います。
★TEDさん
イタリアは肌寒いんですか。NYも朝夕はちょっと肌寒い日もあります。
雨続きで、いやんなちゃいますよ。
なんか、一般的なアメリカ人って、地球温暖化問題について
あまりしらないみたいです。アメリカ政府がわざと
「そんなに大した問題じゃない」ふりをしてるみたいです。
10年遅れてるけど、そろそろアメリカもやる気になるんじゃないかと
ちょっと期待しています。ゴアさん頑張れ。
NYやNJは、一応ゴミの分類をしてるのだけど、
イマイチ、適当です。アルミ缶はなぜか分類されてないんです。
そういえば、去年頃だったかな、NY市内のゴミの分類が
一時中止になりました。理由は、「リサイクルをするのは
コストがかかり過ぎるから」。なんだか、違うだろって感じ。
★いまここにさん
是非、見に行って下さいね。地球温暖化は、人類の問題。
ゴアさんは、「これは政治的な問題ではなく、(人間としての)モラルの問題」
と言ってます。未来の子供達のために、美しい地球を残したいですよね。
★ごんたさん
「先の利潤に先走ってしまう」って、まさにその通り。
中国など、物価の安い国から、安く買いたたいて、
あとはどんどん消費するだけ。たとえそれが環境を破壊しても、
それが自分たちの将来にどう影響するかは考えてないんですね。
というか、「知らされていない」と言った方が的確かな。
アメリカ人は行動力あるから、地球温暖化に対する措置を
取らないといけないと知ると、すぐ行動を起こすと思うの。
ただ、現在の石油依存型の社会(石油業界、自動車業界など)が、
変わっていってしまうと、損をする人々がたくさんいて、
そういう人が政治家に圧力をかけたり、政治家そのものが
そういう会社の株主だったりとかして、「非常に都合が悪い」わけですよ。
ブッシュ大統領の出身は、石油会社のあるテキサス州だしね。
この映画のタイトルって、そのことを言ってるんだと思います。
ごんたさんが貧乏臭いって事ないと思いますよ。
アメリカ型の消費のし方に、問題ありだと思います。
★TEDさん
イタリアは肌寒いんですか。NYも朝夕はちょっと肌寒い日もあります。
雨続きで、いやんなちゃいますよ。
なんか、一般的なアメリカ人って、地球温暖化問題について
あまりしらないみたいです。アメリカ政府がわざと
「そんなに大した問題じゃない」ふりをしてるみたいです。
10年遅れてるけど、そろそろアメリカもやる気になるんじゃないかと
ちょっと期待しています。ゴアさん頑張れ。
Posted by 茶々 at 2006年09月03日 02:10
茶々さん、こんばんわ。
私もけっこうエコ人間です(^o^)丿。地域のゴミの分別が細かくなって以来エコの意識が強くなり、ゴミを減らすために努力しています。特に買い物袋が溜まるんです。友達も皆、MYバッグ活用しています。地球温暖化って本当に深刻な問題ですよね。茶々さんのブログでまた考える機会を持ちました。ぜひ見てみたい映画ですね!!
私もけっこうエコ人間です(^o^)丿。地域のゴミの分別が細かくなって以来エコの意識が強くなり、ゴミを減らすために努力しています。特に買い物袋が溜まるんです。友達も皆、MYバッグ活用しています。地球温暖化って本当に深刻な問題ですよね。茶々さんのブログでまた考える機会を持ちました。ぜひ見てみたい映画ですね!!
Posted by smaile at 2006年09月20日 23:23
smaileさん、こんばんわ。
最初は面倒だったゴミの分別も、当たり前に出来るようになりました。
逆に、分けてないゴミ箱があったりすると、すごく気になる。(笑)
日々の小さな事から改善していけば、きっと住み良い世の中になるよね。
最初は面倒だったゴミの分別も、当たり前に出来るようになりました。
逆に、分けてないゴミ箱があったりすると、すごく気になる。(笑)
日々の小さな事から改善していけば、きっと住み良い世の中になるよね。
Posted by 茶々 at 2006年09月21日 12:34
茶々さん
昨晩この映画をDVDで見ました。かなりの影響力ありましたね。マジで『何かせな』と考えさせられ、いろいろともっと調べてみようとした中で茶々さんのブログを発見しました。
私はカリフォルニアのサンフラン近郊に住んでます。最近タイミング良く自転車通勤を始めました。単にパーキングチケット切られるのがもううんざりと思って始めた事ですが、ちょっと環境問題にも貢献しようかとも思ってました。車の数を減らす運動はこの辺りでは活動的に行われてます。少し通勤が車より面倒だけどがんばろうと思いましたね。
またすばらしい事に私の働いてる会社ではこの映画を見に行きたい人は会社が映画代を払ってくれる事になってました。決まった日1日ですがね。私はその日行きませんでした。今を思えばはずかしいですが、そんな会社があるというのはアメリカならではでもないでしょうか?
正しい知識、教育って本当に大事ですね。アメリカがもっとこの映画を通して教育されていけば願います。アル・ゴア偉い。
昨晩この映画をDVDで見ました。かなりの影響力ありましたね。マジで『何かせな』と考えさせられ、いろいろともっと調べてみようとした中で茶々さんのブログを発見しました。
私はカリフォルニアのサンフラン近郊に住んでます。最近タイミング良く自転車通勤を始めました。単にパーキングチケット切られるのがもううんざりと思って始めた事ですが、ちょっと環境問題にも貢献しようかとも思ってました。車の数を減らす運動はこの辺りでは活動的に行われてます。少し通勤が車より面倒だけどがんばろうと思いましたね。
またすばらしい事に私の働いてる会社ではこの映画を見に行きたい人は会社が映画代を払ってくれる事になってました。決まった日1日ですがね。私はその日行きませんでした。今を思えばはずかしいですが、そんな会社があるというのはアメリカならではでもないでしょうか?
正しい知識、教育って本当に大事ですね。アメリカがもっとこの映画を通して教育されていけば願います。アル・ゴア偉い。
Posted by モリッシ at 2006年12月09日 08:44
★モリッシさん
サンフランシスコ近郊で自転車通勤、頑張って下さいね。
それにしても、モリッシさんの会社はすごい。
以前から思ってたんですけど、カリフォルニアは進んでますよね。
特に、サンフランシスコ周辺は。
わたし、6年ほど前にUCバークレーの夏期講習を受けて
3ヶ月滞在したのですが、当時、すでに電気バスも走ってたし、
オーガニックフードもポピュラーでしたよ。
NYなんて、3年から5年は遅れてると思います。
地球温暖化対策については、カリフォルニア州は最先端みたいですね。
連邦政府の政策より、さらに進んでいるんですもんね。
映画代を払ってくれる会社があるなんて、カリフォルニアならでは
だと思います。全米の人々が、そういう意識を少しでも持って欲しいなあ。
自分の出来る事から、少しづつでも。
サンフランシスコ近郊で自転車通勤、頑張って下さいね。
それにしても、モリッシさんの会社はすごい。
以前から思ってたんですけど、カリフォルニアは進んでますよね。
特に、サンフランシスコ周辺は。
わたし、6年ほど前にUCバークレーの夏期講習を受けて
3ヶ月滞在したのですが、当時、すでに電気バスも走ってたし、
オーガニックフードもポピュラーでしたよ。
NYなんて、3年から5年は遅れてると思います。
地球温暖化対策については、カリフォルニア州は最先端みたいですね。
連邦政府の政策より、さらに進んでいるんですもんね。
映画代を払ってくれる会社があるなんて、カリフォルニアならでは
だと思います。全米の人々が、そういう意識を少しでも持って欲しいなあ。
自分の出来る事から、少しづつでも。
Posted by 茶々 at 2006年12月11日 12:17