2006年01月23日

ゴッホの「正しい」鑑賞法・・・です。

わたしのこと〜パリ編で、茶々がパリ大好きなのを激白してしまいました。ピカピカ

印象派の絵画が好きなんですけど、やっぱり、一番好きなのはフィンセント ファン ゴッホです。(これが正しい発音のようです。)彼は、印象派の画家より少し遅れて彼らの手法や理論を取り入れるんでが、色のセンスといい、キャンバスから溢れ出すような情熱的な彼の作品は、100年以上経った今でも、変わる事なく見る人の心を揺さぶります。

年が明ける前に、メトロポリタン美術館で開催されていた、ゴッホの素描展を見に行ってきました。彼は、色に目覚める前にかなり多くの素描を描き残していたのをご存知ですか?初期の作品はとても暗く、重苦しい作品が多いんですよ。

ウェブサイトはこちら→Vincent van Gogh: The Drawings

ちょうど、素描点の開催と同時期に、ニューヨークの日系書店に立ち寄る機会があり、そこで阿部昌幸氏[監修]の『ゴッホの「正しい」鑑賞法』 という単行本を手に入れました。


ゴッホの「正しい」鑑賞法・・・です。


今までは、ゴッホの色彩鮮やかな絵画を多く見ていたので、初期の作品の暗さはいったいどこから来ているのだろうと不思議でした。でも、この本を読んで、彼の生い立ちや、寂しい少年時代、その後、彼に起こるいろいろな出来事が、あの暗さを生み出し、そして最終的にあの燃え立つ様に情熱的な絵画の世界へと、彼を駆り立てていったのだと理解できる様になりました。

監修の阿部氏は、ものすごく詳しくリサーチしたんだろうと思います。ゴッホのファンの方、必読です。フィンセントの私生活のエピソードがたくさん書かれています。読みやすい文章で、私は3日で読んでしまいました。(えっ、遅い?)アートと読書で、しっぽリな茶々でした。


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この記事へのコメント
こんばんは。
以前 渋谷Bunkamuraミュージアムに 『ゴッホ展』 見に行きました。
本当にパリやNYには 素敵な美術館があって羨ましいです。
ゆっくり時間ができたら ゆっくり海外に行きたいな♪
Posted by smile…m at 2006年01月23日 20:32
私もゴッホ、大好きです!

昔、東京での「ゴッホ展」に行った事ありますし、もちろん、本場オランダでも「ゴッホ美術館」行きました!

たぶん、私が一番好きな絵はNYにあります。
「最初の一歩」 (ヲイヲイ、ちゃんと覚えろよ!) とかいう題名です。
Posted by ykuk at 2006年01月23日 22:41
茶々さん!こんばんわ。

ゴッフ・・いいですよね!線が細くても力強く情熱的な感じ。

20代のときにイタリア担当のバイヤーをしていたころ、
フィレンツエのフィオレーゾの丘を車で走ると
ゴッホの絵に出てくる糸杉・・・
空に向かい燃えるように枝を伸ばす姿に
「本当にあったんだ・・」と驚き、

その後、フランス担当になり美術館で
再び絵に出会えました。

心の奥・・・思い出の中にある「ゴッホ」。

茶々さんのブログで鮮やかに思い出しました。
Posted by 今本智子 at 2006年01月23日 23:50
★smile...mさん、
こんばんわ。ヨーロッパやニューヨークはいい美術館がたくさんありますよね。張り切って美術館巡りすると、観光客気分に戻って楽しいです♥
時間は出来るものじゃなくて、作るものなんだそうです。だから、時間作って旅行を楽しんで下さいね。

★ykukさん、
オランダのゴッホ美術館にはまだ行ってないんです。彼は1885年にオランダを離れ、その後、二度と戻らなかったそうなんですが、彼の有名な作品はほとんどオランダを離れて以降のものです。オランダの地は彼にとって長く苦しい「陰」の時代だったのかもしれませんね。ykukさんの好きな絵はメットにあるんですか? どれだろう。この間は特別展を見に行ったので、次回は常設展で探してきますね。

★智子さん、
糸杉も、ひまわり同様、ゴッホの好きなモチーフでしたよね。100年経っても多くの人々に感動を与える事が出来るって、芸術って偉大だ。(うるうる)
ちなみに、ゴッホが生きてる間に、油絵として売れたのは、たったの1枚だけだったそうです。タイムカプセルがあったら、過去に戻って買い占めるのに...。
Posted by 茶々 at 2006年01月24日 09:59
茶々さんはじめまして。いつも楽しくブログ拝見させていただいてます。私も絵が大好きです。でもゴッホに関する実物の絵はまだ美術館等で見たことはありません。ヨーロッパ兼はまだ足を踏み入れたことがないのでいつもいってみたいなぁ、と思いながらヨーロッパ旅行貯金に励んでいます。ゴッホの正しい鑑賞法、早速本屋でチェックしてみますね。
Posted by 麻衣 at 2006年01月24日 10:42
な、な、なぜいきなりゴッホ・・・?
去年からゴッホ好きな友人にゴッホのカレンダーを渡そうと、何度も会ったのにその度に忘れ・・・新年を迎え最近ようやく渡すことができました。
そのせいで、年末年始は頭の片隅にいつもゴッホがいたのです。
それを茶々さんに見られていたのかと・・・^^;
Posted by simple しげ at 2006年01月24日 11:13
★麻衣さん、はじめまして。
大学で美術のクラスを取ったんですけど、事前に知識があると美術館巡りが10倍楽しく感じます。この本はとっても分かりやすかったし、フィンセントがどんな気持ちで何を考えていたのかまで詳しく解説してあっておもしろいです。彼は、弟と文通をずっと続けていたので、その手紙からいろいろな事が分かるんですよ。頑張って貯金してね。
Posted by 茶々 at 2006年01月24日 11:18
おっと、しげさんと入れ違いだ。どーも。
そう、貴方の事は何でもお見通し。夕べの夢のお告げに出てきました。
フィンセントが「しげによろしく」って。そのうち、simpleにも顔出すそうです。
Posted by 茶々 at 2006年01月24日 11:32
「貴方の事は何でもお見通し」
この言葉に、何百年ぶりかで、
思わず咄嗟に声を出して笑ってしまいました^^;
くやしいぃーうかつにも笑ってしまったぁ・・・
Posted by simple しげ at 2006年01月24日 12:35
ふふふ、修行が足りませんな。
今後は、何ながんでも平常心を忘れない様に。喝!
Posted by 茶々 at 2006年01月24日 12:58
★麻衣さん、はじめまして。
大学で美術のクラスを取ったんですけど、事前に知識があると美術館巡りが10倍楽しく感じます。この本はとっても分かりやすかったし、フィンセントがどんな気持ちで何を考えていたのかまで詳しく解説してあっておもしろいです。彼は、弟と文通をずっと続けていたので、その手紙からいろいろな事が分かるんですよ。頑張って貯金してね。
Posted by 茶々 at 2006年01月24日 13:31
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